覚えておこう!マットレスが燃えたときの対処法

マットレスが発火して、燃えだしたら、焦ってしまいますよね。
そうなったときのための対処法について今回は書くことにします。

まず、はじめに覚えておきたいこととしてマットレスは一見すると鎮火したように見えても再燃することがあるということです。これだけは忘れないでください。

マットレスが発火して、なんとか鎮火した場合も、念のため、マットレスはバスタブに沈めて完全に燃える要素をなくしておきましょう。

住宅火災の原因の大部分がマットレスの発火!?

まずは下記の円グラフをみてください。

住宅火災の原因の円グラフ

住宅火災の原因の円グラフ

放火をのぞく住宅火災の原因はかなりの部分が寝たばこであることがわかります。
それから2位のストーブ。これもほとんど寝たばこと同じで、布団が燃えてしまって、それからマットレス……つまり、まず寝具が燃えるというパターンが圧倒的に多いことをこの円グラフは表しています。

寝たばこで火事になるメカニズム

それでは寝たばこで火事になるメカニズムをみてみましょう。
ちょっとイメージしてみてくださいね。

マンションが燃えた例

ケース1[寝室]
マンションの一室で、居住者が布団の上でたばこを吸い、そのまま寝込んでしまったため、たばこの火種が布団の上に落ち、布団が焼けました。

ケース2[ソファー]
住宅のダイニングキッチンで、居住者がたばこを吸い、ソファで寝込んでしまったため、たばこの火種がソファに落ち、床や天井などが焼けました。

どちらもマットレスではありませんが、布団の次はマットレスが燃えるのは明白ですね。

たばこの火種は、小さいながらも温度は約700度~800度あり、喫煙時には約1,000度にもなります。
この小さな「たばこの火」が、綿を素材とする繊維の布団や座布団に落下すると、たばこの下部から炎を上げずに、また、時間をかけてじわじわと燃焼(無炎燃焼)を続けるため、たばこを吸っていた本人はなかなか気付かず、そして気付いた頃には一酸化炭素中毒で動けなくなってしまい重大な事故につながるのです。
(大阪市のホームページより転載)

高反発マットレスの素材によく使われるウレタンフォームも燃えます。
ちなみに、自然発火はしませんので、そこはご安心ください。

マットレスが燃えたときにやるべきこと

マットレスが燃えると、洗面器の水くらいではもう消えません。
布団をかけて酸素をなくしましょう。ざぶとんで叩くのでもOKです。
そして、冒頭でも書いたように、バスタブに沈めてしまって再燃を防ぎましょう。

天井まで炎上!!どうする!?

気づくのがおそかった、布団をかけたがダメ、など初期消火に失敗したら、もう諦めましょう。
諦めるタイミングは、天井に火が届きそうなくらいかどうかです。これを目安にししてください。
天井まで届いていないのであれば消火器を使うなど初期消火を続けつつ119番できるようにしておきます。

炎上してしまって逃げるとき

天井に火が燃え移ったら初期消火のレベルを超えるためすぐ逃げます(燃え広がるため)。

避難を開始する際には火元の部屋のドアや窓は極力閉めて、空気を断ち火勢を弱め、煙を遮断しておきます。

火災では炎そのものも恐ろしいが、それ以上に煙が有害となることが多い。

煙は視界を遮って避難の妨げやパニックを起こす他にも、有毒な一酸化炭素やシアン化水素を含み、吸い込むと命にかかわる。煙をいかに回避して避難するかがカギになるといえます。

そのためにはハンカチや服の袖口で口と鼻を覆いながら、姿勢を低くして壁伝いに水平方向か下方向へ逃げることである。

火災のときはなぜ下方向に逃げたほうがいいの!?

煙は上にいきます。だから、床付近には新鮮な空気が残っているわけです。
それに、上に避難してもはしご車が来るまでどうしようもないという単純な話もあります
煙の上昇速度は、人の動きに比べて極めて速く逃げ切れない(煙突効果)ので下へ逃げましょう。

煙突効果とは、煙突の中に外気より高温の空気があるときに、高温の空気は低温の空気より密度が低いため煙突内の空気に浮力が生じる結果、煙突下部の空気取り入れ口から外部の冷たい空気を煙突に引き入れながら暖かい空気が上昇する現象をいう。建築物で上下方向に空気が流れられる空間がありその下部に空気を供給できる構造であれば、その建築物部分は煙突と同じ構造となり、同じ機能を有する事になる。このため、この部分で火災が発生すると煙突効果でそれが煙突化して燃焼が促進さる。しかも、煙は人間の駆ける速度より早く進むため人間が逃げ切れず大災害になる事がある。

乾燥してる時期は要注意!!

日本では毎年約5万件前後の火災が発生しています。
月別に見ると、2月・3月に多いといえます。この時期は特に注意したいところですね。
やはり、乾燥した気象条件の時に火災が発生しやすいからです。
毎年この時期に「春の全国火災予防運動」が実施されているのもそのためですね。

とにかく、火災には気をつけましょう。

「エアーウィーブ9万円もしたのにぃぃぃぃ!!!」なんて悲鳴をあげてる場合ではありません(笑)。

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